この一年くらいで、はっきりと自覚したことがある。
私は、
「感情を決めつけられたり、
いい・悪いのどちらかで
片付けられる世界がすごく苦手」ってこと。
少し前、あるワークショップに参加したときのこと。
パステルを使って、思いのままに絵を描く時間。
描いている最中の気持ちをシェアする場面で、
私はこう話しました。
「赤のパステルを触ると、なんだか気持ちがざわざわした」
そのときはただ、
自分のキャンバスの中に
強い赤が入るのがなんとなくしっくりこなかった、
それだけのことでした。
でも、私の中ではそれは
別にマイナスな話ではなくて。
描き進めるうちに、
その赤は他の色と混ざり合って、
最後には好きな色に変わっていきました。
その様子を見ていたある人が、
「最初に赤がイヤだって言ったとき、
何かが反応しているのかなって少し心配だったけど、
最後はいい感情で終われてよかった」
って声をかけてくれたんだけれど…
その言葉に、
私は違和感がありました。
「いい感情で終わること」だけが
正解って私は思わない。
ざわざわしたままでも、
しっくりこないままでも、
それはそれで、そのままでいいんじゃないかな〜と。
人生だって、
いつもきれいにまとまるわけじゃないからこそ
おもしろいのと同じで。

この日の共通のテーマは花を咲かすこと。
あとは思いのまま色を広げていく
そんなふうに感じている私が、
とても好きな場所が
最近、PRなどをお手伝いさせてもらっている
子どもの本の専門店「子どもの本箱」です。

ここに並んでいる本たちには、
いくつかの共通点があるけれど、
その中でも私が惹かれているのは、
「いい・悪い」と決めつけないところ。
ただありのままの自然や、
人の暮らしの情景が、
丁寧にわかりやすく描かれている絵本たち。
そこにはどちらかに振り分けるような価値観はなくて、
ただ“そうある”という世界が広がっています。

冒険物語や主人公が成長していく物語の中でも、
うれしいこともあれば、
うまくいかないこともあって、
いろんな人がいて、いろんな感じ方がある。
そんなあたりまえのことが、
そのまま描かれている。
その世界観が、私はとても好きです。

こんな本と出会ってほしいなと思えるものばかりが
ここには並んでいます
代表の田口さんがいつもおっしゃっている、
「幼いときに、心からおもしろいと思える絵本に
出会えた子どもは、必ず本が好きになるの」
という言葉も大好きです。
そんな「子どもの本箱」では、
絵本の定期便も行っています。
長年の選書の経験をもとに、
その子に合った絵本を、
1年間、毎月届けてくれる仕組みです。
気になる方は、
ぜひ子どもの本箱のインスタのDMからご連絡ください。


