午前中、春の嵐が吹き荒れた昨日の東京。
雨が落ち着いたので外に出てみると、道端にはたくさんのごみが散らばっていました…。

ペットボトルやビニール袋などの大きいごみは簡単に拾うことができますが、細かく砕け散った発泡スチロールは、どうがんばってもすべて拾うことはできません。あぁ、このごみたちは何百年と分解されずに残ってしまうんだ…

これまでも、プラごみをなるべく減らしていこうと思って生活はしていたけれど、この光景を目にしたことで、初めてしっかりと自分ごととして捉えることができたのかもしれません。

プラごみが出てしまっても、分別して収集場所に出しさえすれば終わり、ではないのだなと。そのごみが収集される前に、何かの拍子で袋が破れて中身がこぼれてしまうかも…今日見たごみたちだって、もしかしたら誰かがしっかり分別していたものだったかもしれないし。収集されたあとも、そのごみが本当はどこでどう処理されているのかわからない。
そう思うと、自分が出したごみの責任って、自分では全くとれていないのだなとあらためて気付かされたのです。

今、世の中にはプラスチック素材ではなく、自然由来の素材でできた日用品も多く作られていて、たくさんの選択肢があります。これはずっと関わらせてもらっている東京都のプロジェクトで、環境に配慮された日用品の普及に取り組んでいる企業を紹介しているポストです。

土に還るカトラリーなんて、聞くだけでなんだか嬉しくなりませんか?(私だけ…?笑)
私はこのポストをきっかけに、今使っている日用品たちを買い替えるタイミングがきたら、自然由来素材のものがないか調べてから購入したいなと思い、少しずつ取り組んでいます。微力でも、購入することで素敵な取り組みをしている企業をもっと応援していきたいなと思っています。

ちなみに、私がエシカルな生活を送るうえで心がけていることの一つに、「環境にいいものだからといって無駄なものを増やさない」というのがあります。例えば、いまプラスチックの歯ブラシを使っていて、まだ使えるのにそれを捨てて新しく竹の歯ブラシを買うとか、そういうアクションでなはく、必要なものが出てきたタイミングで、自分のできる範囲でプラスチック製品を減らしていくことが大切だなと思っています。(とても当たり前なんだけどね!)だから今の暮らしの中には改善ポイントがそれはもうたくさん…!これからも自分のペースで一歩ずつ、楽しみながらエシカルを探求していくつもりです。

プラスチック製品でできたものって、本当に私たちの生活を便利にしてくれているけれど、その分地球に与えているインパクトもすごく大きい。

春の嵐が教えてくれたこの気付きをシェアすることで、少しでも誰かの気付きになったり、行動を見直すきっかけとなったら嬉しいなと思います。